AEWでトップクラスの人気を誇るオレンジ・キャシディ。
彼は、いざという時は熱くなる無気力キャラでいくつもの名勝負を生み出し、インターナショナル王座を長期保持したことでファンからの信頼を獲得しました。
しかし、AEWへの入団が発表された2019年に「AEWという団体にキャシディのようなレスラーは必要なのか?」という論争が起こるほど、入団には賛否評論が巻き起こりました。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、彼を「AEWの矢野通になるかも」とコメントしていました。
しかし、キャシディは懐疑的な意見を一掃するような活躍を続けています。彼との抗争を経験した重鎮クリス・ジェリコは、彼に対して偏見を持っていたこと、そしてそれが誤りだと気付いたことを語りました。
最初の頃は、「こいつはダメだ。馬鹿げてる。ビジネスをからかってるな」と思ってたんだよ。
でも、気付いた。「頭を冷やせ」ってことだな。彼はものすごく人気がある。なぜだろう?少し考えてみて気付いた。彼はまったく違うことをしている。誰もこれまでやったことがないこと…そしてそれは本当にクールだ。
彼のルックは真似しやすいし、プロレスも本当に上手い。それで、「一緒に何かやってみようかな」と思うようになったんだ。
新型コロナウイルスのパンデミックが起こる中、無観客の番組で14週間のプログラムを組んだ。素晴らしかったな。唯一残念だったのは、それを観るファンがいなかったことだよ。
(Fightful)
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