新日本プロレスと友好関係を築いているAEW。
団体間でのレスラーの行き来はもちろん、毎年6月に開催している合同興行Forbidden Doorは大きな話題と名勝負を生み出しています。
現地10月1日には、シアトルでアントニオ猪木追悼興行WrestleDreamを開催するAEW。トニー・カーン社長がこのPPVについて「プロレス界で1つの章が終わり、AEWの新時代が始まる」と発言したことから、一部では「彼が新日本プロレスを買収するのでは?」という憶測が広まっていたようです。
トニーは2022年にROHを買収し、AEWの兄弟団体として運営しています。今後も他団体の買収に着手する可能性はゼロではないでしょう。
この噂について記者会見で質問されたトニーは、驚きながら否定しました。
WrestleDreamについて、憶測を生み出したのは本当にいいことだと思う。でも、新日本を買収するという憶測が広まったのはちょっと驚きだね。
なぜなら、AEWは新日本と素晴らしいパートナーシップを築き、一緒にすごいことをやっているから。この関係は2年も続いてる。ずっと続けていきたいよ。
(「時代の終わり」という言葉を使った理由について)そのコメントが何を意味するのかを明確にするつもりはない。俺はただ、みんなにPPVを買ってほしいんだ。
何に基づいた推測なのかは分からないけど、インターネットの暴走だよ。
WrestleDreamには新日本からウィル・オスプレイとザック・セイバー・ジュニアが参戦します。ザックの対戦相手はブライアン・ダニエルソン。テクニシャン頂上決戦となるでしょう。
あわせて読みたい
【AEW】エディ・キングストンがトニー・カーン社長への愛を語る。「いい人すぎる。やりすぎなくらいみんなを気にかけている」
AEWとの4年契約での残留に合意したエディ・キングストン。 新型コロナウイルスのパンデミックが猛威を振るう中、一時は引退も検討した彼が大きく飛躍したのは、AEWがコーディ・ローデス...
【AEW】トニー・カーン社長「何があっても、俺は100名のスタッフや30名のレスラーを解雇することはない」
先日、WWEは大規模なリストラを敢行し、100名以上のスタッフと20名以上のレスラーを解雇しました。 2023年4月にUFCの親会社エンデバーに買収され、UFCとの統合手続きが終了...