2019年から2020年にかけて、ラナ(CJペリー)がボビー・ラシュリーと不倫し、ルセフ(ミロ)との三角関係になる、というストーリーがWWEで繰り広げられました。
このストーリーはファンからの評価が分かれただけでなく、当事者のラナもまったく快く思っていなかったことが報じられています。しかし、大きな話題になったのは事実です。Youtubeにアップされた動画は軒並みミリオンを突破し、1000万回再生を超えているものもあります。
現在、「CJペリー」の名前でAEWと仕事をしているラナは、最新のインタビューで三角関係ストーリーを振り返り、プロレスにおける「ビジネス」の側面を学んだ…としみじみ語りました。
それがトニー・カーンであれビンス・マクマホンであれ、結局は彼らがストーリーのディレクターであり、プロデューサーであり、CEOなんだよね。
テレビ番組では、1分あたり10万ドルもかかっていると聞いたよ。今はもっと高いかもしれないね。2020年にタイソン・キッドとナタリアから聞いた時は、ビンスがUSA Networkで放送する番組に対して使っているお金は1分あたり10万ドルだと言ってた。
だから、これがビジネスの厳しい側面なんだよね。あなたを1分間テレビに出す時、10万ドルを払う価値があるのか?ということだよ。結局、これはビジネスだから。あのストーリーは、ビンスが「良いビジネスだ」と考えたんだ。
彼がやっていることを理解できないことがあるとすれば、それは私たちの方が若く、新しい意見を持っているからかもしれない。でも、彼は経験豊富なんだ。あのストーリーに関与したことで、私はそれまでで一番大きな契約を得ることができた。感謝してるよ。
ボビー・ラシュリーとのストーリーから学んだことは、「スキャンダルはよく売れる」ということ。だから、それは問題じゃない。よく売れるから。みんなは嫌うかもしれないけど、WWEはあのストーリーで大金を稼いだんだ。Youtubeでもたくさん再生されて、莫大な広告収入につながった。
これはビジネス。売上に繋がらない、サブスクリプションに繋がらない、チケット販売や視聴率につながらないなら、誰もやらないよ。私はただの雇われの身で、物語を作るメンバーの1人なんだ。いろんなことがある、ということは分かってる。