サウジアラビアで開催されたWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーと元UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌーの大注目の一戦。
ガヌーはこの試合がボクシングデビューマッチでしたが、ビッグスターのフューリーを追い詰め、1−2の判定負け。この裁定には多くの批判が集まっています。
会場には世界中からセレブリティが集まり、WWEからはTKO Group Holdingsチェアマンのビンス・マクマホンとレジェンドのアンダーテイカーが観戦に訪れました。7月に脊髄の手術を受けたビンスは杖を付いていましたが、まだまだ元気そうな表情。78歳はこれからもWWEを牽引していきます。
Vince McMahon and The Undertaker arrive for tonight’s #FuryNgannou.
— Wrestle Ops (@WrestleOps) October 28, 2023
インタビューに応じた2人は、TKO体制でWWEと両翼を担うUFC代表ダナ・ホワイトについて言及しました。先日、ホワイトはインタビューで「ビンス・マクマホンに理由もなく困らせられたこともあったが、過去の話だ」とした上で、ビンスの手腕を高く評価していました。この件を踏まえ、インタビュアーは「ダナ・ホワイトとの間にかつてどのような衝突があったのか」と質問したのです。
ビンス:俺が彼を困らせたって?
記者:彼は、あなたが以前「俺を困らせた」と言っていましたよ。
ビンス:なあ頼むよ、俺はそんなビジネスはしない。邪魔する人たち以外は誰も困らせないよ。ダナと俺はとても仲良しだし、彼は本当にいい人だ。
記者:でも、同じ場所に2人のリーダーがいるわけです。お互いに出し抜こうとした後で、最終的に協力できることに気付いた…ということなんですか?
ビンス:我々は良いパートナーで、良いビジネスマンだ、良いビジネスマンなら、仲良くやっていけるよ。
記者:でも、レッスルマニアで彼に安い席を用意したって聞いてますよ?
ビンス:ノー、ノー、ノー。まったく違う。
記者:(アンダーテイカーに対して)ビンスとダナが一緒に仕事をするというすさまじい状況について、どう思いますか?
アンダーテイカー:面白いと思うよ。2人ともよく似ているよね。すべてをリスペクトだ。
ビンス:彼はタフだよ。
アンダーテイカー:2人とも本当に良いビジネスマンで、それぞれのブラインドに最高のものを求めている。
ビンス:俺の方がいいビジネスマンだけどね。
アンダーテイカー:それはそうだ。間違いない。