2021年にAEWで約7年半ぶりにプロレス界へ復帰したCMパンク。
トラブルメーカーぶりは相変わらずで、2022年にはPPV「ALL OUT」のバックステージでThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)と大喧嘩し、2023年8月のイギリス大会ALL INのバックステージではジャック・ペリーと喧嘩。そして、2023年9月についに解雇されました。
彼の存在は仲間たちの間でも賛否両論ありました。ペリーは喧嘩する前からパンクに対して否定的な発言をしていましたし、女子部門のトップレスラーであるブリット・ベイカーもALL OUTでの騒動を「恥ずかしい」と批判するなど、厳しい発言をしたことがあります。以下は、ALL OUTについて彼女がPodcast番組で語った内容です。
要するに、プロレスにはいい日も悪い日もあるってことだね。そのことを過去のものとして、次に進まなきゃね。前回のPPVが人生で初めてのビッグイベントでの出番だったとしても、何もかもが崩れ落ちてしまうようなものだったとしても、もう関係ない。次があるからさ。なかったことにしてね。
ベイカーは、最新のインタビューの中でパンクとAEWの歩みについて振り返り、彼の存在がいかに大きかったかを語りました。
CMパンクがプロレスに戻ってきたことは、オール・エリート・レスリングの歴史の中でも最も歴史的な出来事の一つだし、これからもそうだよ。それをプロレスの歴史から抹消することはできない。
私たちは、CMパンクと一緒に仕事ができて本当に感謝しているんだ。彼から学んだこともあるし、彼はいつも若いレスラーたちと一緒に働くことに前向きで、とても助けになった。
結局うまくいかなかったし、AEWにフィットしなかったけど、それでも彼の存在はは常にAEWの物語の一部であり、ただその章は今のところ閉じられている、というだけ。
私は、みんなが彼の幸運を願っていると思うし、彼もAEWの幸運を願っていると思いたいな。AEWとはうまくいかなかったけど、CMパンクが再びAEWのためにレスリングをしたというのは、本当にかっこいいことだったと思うよ。 そして、何といっても、彼の地元シカゴでプロレスをしたんだ。
(Wrestling Observer)