2014年にWWEを退団したCMパンクが2023年に復帰する…Never Say Neverが現実のものになりました。
パンクはWWE時代に人間関係のトラブルを抱えており、WWE内部には今も彼の復帰に否定的な選手たちがいるとされています。セス・ロリンズやローマン・レインズは今後パンクと抗争する予定ですが、彼らはアンチパンク派の代表格としても知られていました。
Survivor Seriesでの復帰が実現する前の報道では、「WWEはパンクを復帰させることのデメリットがメリットを上回ると考えた」ため、一度は彼の復帰を拒んだとされています。この報道があったことも相まって、彼の復帰は信じられないほどのサプライズになったわけです。
AEWの重鎮クリス・ジェリコは、WWEが最終的にパンクを復帰させる決断を下したことについて最新のインタビューで語り、WWEのクリエイティブの責任者であるHHHがビンス・マクマホンから学んだことを実行したのだ…という持論を述べました。
俺にとっては驚きじゃなかった。ビンスの考え方は、誰かと金を稼ぐことができるなら、その人をWWEへ連れ戻す…ということだ。彼はWCWからnWoを戻し、エリック・ビショフを連れてきただろ。
ああ、確かにビンスはもうクリエイティブの責任者ではないよ。でも、HHHはビンスから学んだ。それは、ファンを楽しませ、幸せにする…ということだよ。
パンクがWWEへ戻ってきたとき、WWEが持っていたSNSでのバズりの記録を軒並み塗り替えた。つまり、パンクの復帰は最初からWWEにとって利益になったんだ。だから、俺は驚かなかった。
ビンスは現場から退きましたが、その哲学はHHHに受け継がれています。
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(WrestlingNews.co)
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