今日開催の Royal Rumbleは、ビンス・マクマホンが性的虐待&性的人身売買スキャンダルにより親会社TKOのエグゼクティブ・チェアマンの職を辞した直後に開催されたこともあり、いろんな意味で注目を集めました。
ビンスはWWEやTKOとの関係をすべて断つことに。スキャンダルに関与したブロック・レスナーは男子ロイヤル・ランブル・マッチに出場予定でしたが、撤退を余儀なくされました。ジョン・ロウリネイティス(ジョニー・エース)も性的虐待への関与が告発されています。
ショー終了後の記者会見で、クリエイティブの責任者であるHHHに対して当然のようにビンスの件について質問が飛び、彼は苦しい立場でのコメントを強いられることになりました。
俺は、ここで皆さんが期待する通りのことをする。
今週は素晴らしい週だった。Netflixとの10年50億ドルの契約が発表されたし、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が取締役会に参加することになった。Royal Rumbleのチケットは完売し、会場のトロピカーナ・フィールドに48,000人を集めたんだ。
俺は、ポジティブなことに焦点を当てることを選ぶよ。ああ、ネガティブなこともあるけど、明るい話題に集中したいね。
(従業員が権力者に惑わされないと感じられるために、どのような措置が講じられているか…という質問に対し)できる限り一般的な答えを差し上げよう。可能な限りのことをする。それは、俺たちにとって非常に重要なこと、非常に重要なトピックだ、だから、可能な限りのことをする…ということだね。
(元WWE女性従業員による、あまりにも凄惨な訴訟の内容を読んだか、という質問に対し)いや、読んでいない。コーディ・ローデスがそれについて言及していたけど、そのことを知ったタイミングは皆さんと同じだった。それが事実だ。
繰り返しになるけど、今週は素晴らしい週だった。ネガティブなことに引きずり込まれたくない。俺はポジティブなことに焦点を当て、我々が向かう方向に注目したいと思う。
今はWWEにとって最もエキサイティングな時期なんだ。ビジネス的な観点で見れば、WWEの歴史上最もエキサイティングな時なんだよ。
このようなコメントをしなければならない立場は本当に大変ですね。気の毒です…。
(Fightful)