2024年1月、TNAは団体名をインパクト・レスリングから馴染み深い「TNA」へ戻し、さらなる飛躍を狙っています。
団体の復興を支えてきた功労者スコット・ダモール社長が親会社Anthemから解雇されるという衝撃的なニュースもありましたが、レスラーたちは前を向いてファンのために尽くしています。今後も好調ぶりをキープし、WWEやAEWを脅かすほどに成長したいところです。
TNAでトップレスラーとして活躍するマイク・ベイリーは、最新のインタビューで「TNAの雰囲気の良さ」を語りました。誰もが経営陣を信頼し、日々の活動に勤しんでいるようです。
雰囲気はとても良いんだ。その手のことは、下から上に滲み出るんだと思う。経営陣が協力的で前向きで、みんなが互いに礼儀正しい。
スケジュールが大いに助けになっているとも思う。自由がとても助けになる。TNAで働くことの素晴らしい点の一つは、比較的自由にインディーの日程をこなし、それらのインディーショーからTNAに人を連れてくることができることだ。
限られたスケジュールのおかげで、みんなが順番をもらえる。「この団体の主要なレスラーはこの人たち。で、あなたたちはアンダーカードに出るレスラーね」というわけじゃないんだよ。みんなが順番をもらい、みんなが自分のできることを見せ、カードを駆け上がることができる。[…]いずれ自分の番が来る、という経営陣への信頼があるんだよ。
WWEやAEWでは、こうはいかないでしょう。ムースやニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)など、意図的にTNAとの契約を選んだレスラーたちは、こうした環境を歓迎しているからこそTNAを選んだ…という面もあるはずです。
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(Fightful)
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