RAW最新回で、UFCファイターのマイケル・チャンドラーがマイクを持ち、長らく対戦が噂されてきたレジェンド、コナー・マクレガーを呼び出すというシーンがありました。
2023年4月、WWEはUFCの親会社エンデバーに買収され、同年9月にWWEとUFCは合併。新会社TKO体制で独自の活動を行っています。彼がRAWでUFCのストーリーを語ったのは、まさにTKO体制だからこそ実現したことでした。
最新のインタビューで、チャンドラーはRAWでのマイクパフォーマンスが実現した背景を語りました。生放送でそのシーンが放送される数分前に承認された、ギリギリでのマイクパフォーマンスだったようです。
あの2分前に、「ねえ、君にカメラを向けるからね」と言われたんだ。それで、「じゃあ、マイクをくれない?」とお願いしてさ。
そしたら、スタッフが「すぐに上に確認してみる」と言って……その1分後、「ねえ、1分後に出番だからね。マイクがほしいなら使ってくれ」と支持があって、それで魔法が起きた。5分以内に決まったことだったんだ。なんの準備もなかったし、渦中に放り込まれた感じだったな。自分を振り立たせて、カメラの前に出たよ。
また、彼は出番の後でWWEのクリエイティブ責任者を務めるHHHに会い、「気に入った」と言われたことを明かしました。今後、両団体のクロスオーバーが行われる可能性について、彼は次のように語りました。
どうなるかな。彼らはUFCを非常に尊敬している。RAWに出るのは本当にクールだったし、他のアスリートやエンターテイナー、パフォーマーを見て、彼らが総合格闘技の大ファンで、私も彼らの大ファンであることが本当にクールだった。
大きな相乗効果があると思うし、TKOグループがクロスオーバーで何をできるかについては無限の可能性がある。うん、これはたぶんまさに始まりに過ぎない。
(Wrestling Observer)