ロンダ・ラウジーからセクハラを告発され、WWE内部での立場が危うくなったとされていたドリュー・グラック。
バックステージでラウジーのスウェットパンツの紐を掴むというセクハラをしたとされる彼は、「握手をしようとして誤って触れてしまった。アクシデントだった。謝罪した」と声明を発表したものの、この告発により団体内部では「彼は解雇されるだろう」という噂が流れるようになりました。
そして先日、彼はWWEから「解雇された」という報道がありました。彼の他にも、ゲイブル・スティーブソンやボアなどのNXTロースターが解雇されており、彼も解雇対象者の1人になったのだ、と見られていました。
しかし、実際のところはちょっと事情が違ったようです。Backlash終了後の記者会見で、クリエイティブの責任者を務めるHHHはグラックについて「解雇したのではない」と語りました。
我々は常に人材を解雇している。NFLは毎年400人から500人の選手を解雇しているよ。こういうことも我々の仕事なんだ。誰かを連れてきて、さらに他の誰かを連れてきて、それで終わる世界じゃない。残念なことに、解雇されてしまう人もいるんだ。
彼が解雇されたと言えるだろうか?いや、彼は解雇されたのではない。彼の契約が更新されなかっただけだよ。
ラウジーによる告発がどの程度影響したのかへの言及はありませんでしたが、あの告発以降、彼はテレビ番組から外されました。
(Wrestling Observer)
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