団体設立から5年。AEWには様々な意見が飛び交っており、その中にはネガティブなものもあります。
ブッキングの問題や番組の視聴率・視聴者数低迷の問題、トニー・カーン社長個人についての問題など、批判されているポイントは複数あります。どんな団体にも調子の良くない時期はありますが、AEWはまさに「低迷期」にいるようです。
2024年に新日本プロレスからAEWへ完全移籍し、すぐにトップレスラーとして大活躍を見せているウィル・オスプレイは、AEWに対する批判の声について「誰もが経験する成長痛」という観点で次のように語りました。
視聴率が出て、多くの人がそれに一喜一憂する、そんな批判に関して不運が続いてる気がする。俺にとって、こういうのはまったくの未体験ゾーンなんだよね。
今、AEWは再建期にある。いつも大変だよ。少し前に友達と話してたんだけど、団体に限らず、レスラーとしても、5年のうちに必ず低迷期を経験するんだ。キャラクターとしても、能力面でも、他の場所でブッキングを得ようとしても、必ず「5年目の成長痛」がある。
これは、どの団体も経験することだと思う。今は絶好調なWWEだって、5年前は低迷してただろ?今の彼らの繁栄ぶりは刺激的で、AEWが目指すべきものだ。「お前らがそれをやってるなら、俺たちは目標のハードルをさらに上げて、何をすべきか考えないとな」ってね。
俺は批判から逃げる人間じゃない。批判を楽しむよ。誰かが俺の服装を批判してたのを見聞きしたことがある。「チャンピオンにふさわしい服装」のイメージがあるのは完全に理解できる。でも、俺の地元エセックスを歩けば、みんなこんな格好をしているんだ。俺の見た目や周りの人の話し方は完全にリアルだよ。
俺の服装に意見を言いたくなる気持ちも分かるけど、俺が生きてる世界じゃ、みんなこんな風に服を着て、行動して、話すんだ。俺たちがやってる素晴らしいことを見てくれって言いたいね。キラーマッチをやってるのを見てくれって。でも同時に、批判も受け入れないといけない。それが団体として成長する方法だからな。
(Fightful)