先日放送されたDynamite放送250回記念大会で行われたMJFとウィル・オスプレイによる約60分に及ぶ激闘。
試合に勝利したMJFはインターナショナル王座を獲得し、即座に「AEWアメリカン王座」へ非公式に名称を変更しました。アメリカンなヒールとしてCMLLでも暴れまわり、イギリス大会All Inでのオスプレイとのリマッチでは、イギリス出身のスターを相手に徹底したヒールムーブを見せるでしょう。
報道によれば、この日のバックステージで、女子レスラーのブリット・ベイカーが女子ロッカールームでMJFに対して「何か」を言っていたようで、MJFの婚約者であるアリシア・アトゥートがそれを聞いてMJFに報告。その後、ベイカーとMJFが喧嘩し、ベイカーに出場停止処分と罰金が課されました。
WrestlePuristsによれば、MJFとオスプレイによる激闘の最中、ベイカーは試合を「けなしていた」そうです。アトゥートはそのことをMJFへテキストメッセージで伝えたのだとか。
試合後、まずオスプレイがベイカーのもとへ行き、「なぜバックステージでトラブルを起こしているんだ?」と尋ねたといいます。自分の悪口がMJFらへ伝わっていたことを知ったベイカーはアトゥートに激怒。「クソ密告者」と呼んだとか。
その後、MJFは女子ロッカールームのドアをノックし、許可を得た上で入室。ベイカーとやり取りした後、退室後に誰もいない廊下で壁を殴ったといいます。
今回の騒動でMJFに処分が課されなかった理由は、AEWの人事部がことの詳細を把握し、映像も入手した上ですべてを確認し、「MJFは悪くない。婚約者を守っただけだ」と判断したからだ…とのこと。
今回の報道を受け、ベイカーは「自分に関する噂を聞いて、『なにそれ、もっと聞きたいな』と思ったことある?まさか…次は何をしたっていうの!?」と、報道を否定しています。
他団体でもこうした揉め事がないわけではないでしょうが、AEWは詳細が事細かにリークされ過ぎです。CMパンクが「AEWはDirt Sheetのデタラメから俺を守ろうとしなかった」と激怒し、それが2022年のALL OUTでの大喧嘩に発展したのは有名な話ですが、こんな情報が漏れているようでは…。
(WrestlePurists, Wrestling Inc)