2024年でフルタイマーとしての活動を終了し、今後は年数回のペースで試合を続けていくことを目指す……と語っていたブライアン・ダニエルソン。
長年のキャリアで身体に蓄積されたダメージは非常に大きく、AEW入団後の彼は常に怪我との戦いを強いられてきました。現在は首の状態が悪く、年内に手術を受けなければならない状態です。
All Inでのスワーブ・ストリックランドとのAEW世界王座戦には、彼が敗れれば二度と試合をしないという条件がついています。彼がフルタイマーとしての活動を終了するのは、身体だけでなく家族のことも考えてのことですが、以前と比べると「プロレスなしの人生」への抵抗感がなくなってきているようです。
最新のインタビューで、彼は今後のキャリアや家族、身体のコンディションについて語りました。
子供たちが本当に親を必要としている時期って、ほんの短い間なんだ。友達や姉の子供たちを見ていると分かるけど……娘のバーディーは今7歳だけど、ティーンエイジャーになると、子どもたちは別のことに興味を持つようになるんだよ。
今はずっとパパと一緒にいたがるし、俺もその時間を大切にしたいんだ。それに、身体はボロボロだしね。年内に首の手術をする可能性が高い。
プロレスは最高だった。この25年間、プロレスなしの人生なんて想像もできなかった。でも、これからの人生をレスリングなしで考えるのは、以前より簡単になってきたんだ。特にここ1年を考えると、続けていくのは難しいと思う。
背中の椎間板ヘルニアだったり、肩の関節唇損傷も経験した。腕の骨折で金属のバーと9本のネジを身体に入れた。眼窩骨の2箇所の骨折もあったし、そして今年の4月に首を痛めた。こんな具合さ。AEWに入った時は「俺は無敵だ」って思ってたけど、案外そうでもなかったみたいだね。
彼がいつまで試合に出場し続けられるか、はっきりしたことは誰にも言えないような状況です。彼の試合を見る機会は本当に貴重なものになりました。もう一度、日本で戦う彼の姿を見てみたいです。
(Wrestling Observer)