2022年5月、当時保持していたWWE女子タッグ王座をめぐるクリエイティブで団体と対立して番組収録をボイコットし、無期限謹慎処分を課されたサーシャ・バンクス。
その後、彼女は番組に復帰することなくWWEから退団し、「メルセデス・モネ」のリングネームで新日本プロレス&STARDOMへ参戦しました。2024年3月にはAEWと契約し、女子部門最大のスターとして活躍しています。
新日本&STARDOMへの参戦は、日本のプロレスを愛する彼女らしい決断でした。しかし、WWE以外のプロレス団体で過ごす日々がこれほど長く続き、2023年に8万枚のチケットを売り上げたAEWのイギリス大会All Inを現地観戦し、翌年にAEWと契約することになるとは思っていなかったようです。自身が運営するオンラインマガジンで、彼女は2023年のレッスルマニア39でWWEへ復帰する計画が合ったことを明かしました。
2023年のAll Inを現地観戦する前、私はロサンゼルスにあるSoFiスタジアムを訪れて、NFLロサンゼルス・ラムズの試合を観戦したんだ。フィールドの中に入って……楽しかったけど、頭の片隅で「ここがレッスルマニア39の舞台になるんだな」と思ってた。エンジェルス・シティにある巨大で美しいスタジアム。スヌープ・ドッグのいとこで、ドラマ『マンダロリアン』にも出演した私が、そこに出ないわけないでしょ?
だから、試合の最後に「ここで開催されるレッスルマニアに出なきゃ」と言ったんだ。その時は本当にそう感じていたし、そういう計画だった。レッスルマニア39のためにWWEへ戻る…ってね。
もちろん、これはAEWのトニー・カーン社長が私をAll Inに誘う前の話だけどね。AEWと契約する、というような話はしていなかった。ゼロだよ。彼とはテキストでやり取りをしていたけど、本当にカジュアルなお誘いだっただけ。好奇心や、AEWへの興味があったわけじゃなくて、純粋にプロレスが好きだから、サッカーの殿堂ウェンブリー・スタジアムで開催されるAll Inを見に行きたかったんだよね。
今でも時間があればインディ団体の試合を見るくらいプロレスが好きだよ。情熱は変わってない。
(WrestlingNews.co)