2024年7月に放送されたDynamite放送250回記念番組のバックステージで喧嘩したとされるMJFとブリット・ベイカー。
報じられた噂では、かつて2人は友人同士だったものの関係がこじれており、MJFとウィル・オスプレイの約60分の死闘を女子ロッカールームで見ていたベイカーが試合への陰口を叩き、それをMJFの婚約者アリシア・アトゥートがMJFへ伝えたことで喧嘩に発展。MJFは許可を経て女子ロッカールームへ入りベイカーと会話した後、誰もいない廊下の壁を殴った……といいます。
この喧嘩の後、ベイカーには懲戒委員会から出場停止処分と罰金が課され、MJFは「婚約者を守ろうとしただけ」としてお咎めなしでした。
ただし、喧嘩の噂については当事者が否定的に語っており、ベイカーは「自分に関する噂を聞いて、『なにそれ、もっと聞きたいな』と思ったことある?」とコメントしたほか、MJFは「職場に苦手な人がいるのは当たり前」とした上で、「ほとんどがデタラメだ」とコメントしています。
この噂にはオスプレイも関係しており、ベイカーが陰口を叩いたことを知った彼はMJFよりも先に彼女のもとへ行き「なぜバックステージでトラブルを起こしているんだ?」と尋ねたといいます。
最新のインタビューで、オスプレイは一連の噂について「今までに見た中でも最も誇張されて報じられたもの」だとし、その一部を否定しています。
考えても見てくれよ。女子ロッカールームに押し入って、50kgくらいの女性の顔に向かって叫び、そばの壁を殴って物理的に脅したというのに、MJFが出場停止にならないなんてあり得るか?あの噂は、ほとんど事実無根だよ。
俺はただ、みんなをチームとしてまとめようとしているんだ。バックステージには、お互いのことを好きになれない人たちだっている。そんなことはわかってるよ。俺にだって、好きじゃない人はいるからね。でも、前に進むためには、俺たちはチームである必要があるんだ。お互いに気を使い合わなければならないんだよ。
(Wrestling Observer)