レジェンドレスラーのアンダーテイカーは、多くの後輩たちからアドバイスを請われる「頼れる先輩」です。
彼からの助言を受けた後輩たちの中には、メディアでその詳細を語る人もいます。こうした形で広く知られることになるアンダーテイカーの言葉は、彼との会話が叶わない立場のレスラーたちにも影響を与えることになります。
WWEの人気選手のダミアン・プリーストは、最新のインタビューでアンダーテイカーから受けたアドバイスや、それに対する感謝を語りました。
彼が会場にいる時、俺は「何かアドバイスはありますか?」と聞くようにしてるんだ。すると、彼は率直にアドバイスをくれる。どのアドバイスも甲乙つけがたいものだよ。
俺が「ありがたいな」と思うのは、彼が全てを率直に話してくれることだね。耳に痛いことでも、決して取り繕わずに話してくれるんだ。本当に感謝しているよ。なぜなら、それこそが俺が本当に上達し、次の段階に進むための唯一の方法だからね。
俺には、褒め言葉や「よくやった」という言葉は必要ない。「まあいいけど、こうすればもっと良かった」とか「こう考えてみては」とか「ここは気をつけろ」といったアドバイスが必要なんだ。
最も重要なアドバイスは、基本的に「自分らしくあれ、それを強調しろ」ということ。いろんなな人がインタビューで同じようなことを言っているのを聞いたことがあるけど、彼から直接それを聞くのは別格の経験だよ。リングに上がった時の自分のあり方、自己表現の方法、してはいけないこと……とかね。観客に受け入れてもらうために頭を下げる必要はない。ただ自分らしくあれば、ファンはついてくるかこないかのどちらかだ。頭を下げるな、と言ってくれた。
彼はいろんなことを非常に上手く説明してくれる。アンダーテイカーから、WWEスーパースターとして、リーダーとして、どう振る舞うべきかのアドバイスをもらえることに、本当に感謝しているよ。俺に良くしてくれたことを、永遠に忘れることはない。
(Fightful)