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マット・ハーディーがAEWのブッキングを批判。「ネット上の反応を気にしすぎ。ストーリーが後回しにされているし、一貫性がない」

インタビュー

トニー・カーン社長主導によるAEWのブッキングには、一部から批判の声が上がっています。

ストーリーよりも試合重視、SNSのコアなファン層に向けたクリエイティブ……観点は様々ですが、こうしたブッキング上の問題点が近年の番組視聴率の低迷につながっているという意見もあります。

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2020年から2024年にかけてAEWに在籍し、現在はTNAで活躍中のベテランレスラー、マット・ハーディーは、AEWのブッキングの何が問題なのかを自身のPodcast番組で分析しました。SNSの反応を気にしすぎること、ストーリーが後回しにされていること、ベビーフェイスとヒールとしての扱いに一貫性のないレスラーがいることなど、彼の目線で問題点を語っています。

ネット上の反応が全てではないことを理解する必要があると思うな。それってすごくコアなファンの意見だし、それだけでプロダクトを判断するのは難しいと思う。時々トニーは、一般のファンよりもそういった人々に寄り過ぎることがある。

 

一般向けというのは、最近のAEWに登場しているコストコ・ガイズのような感じだったりとか、あるいはポップカルチャーを活用したような内容です。マイク・タイソンが来た時も良かったし、NBAの大スター、シャキール・オニールとの企画も良かった。AEWがやったことは全て素晴らしかったと思う。

 

もっと焦点を絞るべきだね。2~3ヶ月のストーリーを綿密に組み立て、その周りに試合を構築する方が、試合を先に決めてからストーリーを組み立てるよりも良いと思う。試合を優先し過ぎて、重要な瞬間やストーリーが後回しになっている印象があるよ。

キャラクターの成長や、ストーリーを共有する選手たちの展開を最重要視して、そこから試合を組み立てるべきだ。試合を先に決めてからストーリーを織り込むのではなくてね。これはAEWを改善する方法の一つだと思う。

例えば、クリス・スタットランダーは、ウィロー・ナイチンゲールを裏切ったヒールのはずなのに、またベビーフェイスに戻っただろ?メルセデス・モネと戦う時には声援を受けてるしね。著しく一貫性に欠けているクリエイティブだよ。

 

MJFとアダム・コールの件も大きな問題だ。Undisputable Kingdomの件で、MJFはコールに裏切られたはずだろ?なのに、結局彼がヒールに戻った。実際に彼を裏切ったコールに同情を集めようとしている。とても奇妙な展開だと思うよ。

MJFとコールの関係が入れ替わったのは、ヒールを演じたいMJFのアイデアだったともされています。とはいえ、一貫性がないのは確かですね。

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(SESCOOPS)

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