現地1月6日に行われたNetflix版RAWの初回放送で、ロサンゼルスの観客から大ブーイングを受けてしまったハルク・ホーガン。
彼がブーイングされた背景については様々な考察があり、人種差別問題や親ドナルド・トランプ的な政治スタンスが影響しているのではないかとされています。近年の彼にはゴシップの話題もあり、ファンからの支持をキープできていなかったことも大きかったのかもしれません。
Watching Hulk Hogan get booed out of a building filled with 18k people restored my faith in humanity 😭 #WWERAW #RawOnNetflix pic.twitter.com/f8qBP7uILt
— Public Enemies Podcast (@TheEnemiesPE3) January 7, 2025
WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、自身のPodcast番組でこの出来事について持論を展開。ホーガンが時代の変化に取り残されてしまったのだ、と指摘しました。
年を取るのは辛いものだ。集中力を失うからね。彼は若い世代とつながる力を失ってしまった。
ジミー・ハートが気の毒だったよ。彼は良い人だし、30年間ただ仕事をしてきただけなのに。今の若者たちはホーガンの全盛期を知らない。アンドレ・ザ・ジャイアントとの試合も見ていないんだ。
2025年では1985年のような魔法は通用しない。世界は変わったんだ。彼は過去の騒動によって「消えてほしい」というヒートを自ら作り出してしまった。80年代のホーガンと比べると見ていて辛いよ。赤と黄色のコスチュームを着て、全てが元通りになるわけじゃない。今の時代、意見は非常に大きな声となって表れる。
ショーに出る立場として、称賛を求めるのは当然だ。でも、彼の現状を見ると…転落の大きさを感じる。本当に大きな転落だ。俺はあんな立場には絶対なりたくない。
(Wrestling Inc)