51歳の今もトップパフォーマーの一人として活躍中のコープ(アダム・コープランド/エッジ)。
2023年のAEW移籍以降、彼は負傷による欠場期間を除きコンスタントに番組に出演し、ファンを魅了しています。AEW世界王座チャンピオンのジョン・モクスリーとの抗争にも大きな注目が集まります。
しかし、引退のときが近づいているのも事実です。盟友クリスチャンとの関係など、彼が今後どのようにキャリアの終焉を迎えるのか…。21世紀を代表するスターレスラーの一人である彼にふさわしい「引退の場」が設けられることになるでしょう。
最新のインタビューで、彼は理想の引退試合について次のように語りました。
最後の対戦相手を誰にするか、それが重要な決断になる。
若手と組んで、その選手を一気に上のレベルに押し上げたいんだ。ラストマッチで何ができるか。誰かの成長の土台となる一歩を、さらなる高みを目指すためのきっかけを作れたらと思う。
ブレット・ハートが俺にしてくれたことを見習いたい。別にそこまでする必要はなかったのに、時間を割いて面倒を見てくれた。これが本当の意味での恩返しだと教わったよ。ただ居座る老害になりたくない。AEWの未来を担う誰かと戦って、共に楽しんで、その後で「さあ、これを持って走れ」と送り出したい。
キャリアは残り2年くらいだと考えている。脚の骨折で離脱していた6ヶ月分は延長戦として考えているけどな。
プロレス界への恩返しが最優先。とはいえ、多くのファンは、彼とクリスチャンがタッグを組み、ハーディーズ(マット&ジェフ・ハーディー)と対戦することを希望しています。彼らもまた、「自分たちの引退にふさわしい試合だ」と語っていたことがありますが、このドリームマッチの行方はどうなるのでしょうか…。
(Inside The Ropes)