新日本プロレスのデビッド・フィンレー。ヤングライオンを卒業してからなかなか活躍の機会に恵まれませんでしたが、2019年は飛躍の1年になるかもしれません。ROHで新ユニットLifebloodの立ち上げに参加し、3月に行われたNEW JAPAN CUPに初めてエントリーされました(怪我で欠場)。
ROHへの遠征が増える今年こそなんとかチャンスをものにしたいフィンレー。少し古い話題になってしまいますが、”Total Engagement With Matt Koon”というPodcast番組にゲスト出演した際のコメントを紹介したいと思います。
肩の怪我について
現在は肩の負傷で欠場中のフィンレー。現地時間4月6日に開催される新日本とROHの合同興行”G1 SUPERCARD”に出場できるかどうかの判断は当日まで待たないといけないかもしれません。負傷について、フィンレーはこう述べています。
これからの6ヶ月は、俺のキャリアの中でも特に重要な期間になるかもしれない。重大な決断を下す時期にいるんだ。この怪我がいい方向につながるかどうかはまだわからない。
ちょっと不安な発言ですね。
The Eliteの離脱について
インタビュアーは、The Eliteの離脱によって新日本の他の誰かがEliteの穴を埋めるべくステップアップしなければならないのでは?と訪ねました。
団体のことや数字については心配してない。ただ、未知なる状況に直面するかもしれないってことを恐れているんだ。2016年の大量離脱(中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズの離脱)に状況がよく似ているんだ。パニックにはならなかったけどね。このことは、これまでとはまったく異なる状況を生み出すような気がするんだ。今年は面白い1年になると思うよ。
2016年の時は内藤哲也とケニー・オメガの台頭によって穴を塞ぐことができました。しかし、今回は誰かで埋め合わせをするというよりも、ジェイ・ホワイトを中心に据えて団体全体でカバーしようとしているような気がします。旗揚げ興行のメインイベント終了後に、オカダ・カズチカ、棚橋弘至、後藤洋央紀がNEW JAPAN CUPに向けた意気込みをプロモしたという出来事は、まるでこのことを象徴しているようです。外道がどのように舵を切るのか、楽しみです。
(参考:LORDS OF PAIN)
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