元AEW世界王者のMJFは、プロレスラーだけでなく俳優としても活躍中。かねてからハリウッド進出への意欲を公言してきました。
彼が目標とするプロレスラーはジョン・シナ。WWEの顔として活躍し、ハリウッドでも俳優として非常に多忙な日々を過ごしています。2023年、MJFはフォン・エリック・ファミリーを題材にした映画「アイアン・クロー」に出演。そのプレミアイベントでシナと対面し、それ以来彼は「シナは友人」と語っています。

「アイアン・クロー」では短い出演でしたが、Netflixで配信予定のスポーツコメディ映画「ハッピー・ギルモア2」ではより大きな役を務める予定のMJF。今後も俳優業を拡大していくことに前向きな彼は、最新のインタビューで「俳優業がいかにAEWにとってもプラスになるか」を語りました。
俺の名前が大きくなればなるほど、多くの人が「MJFって誰だ? AEW? なんだそれ? オール・エリート・レスリング? 子供の頃にプロレス見てたな。TBSで水曜8時に放送してるの? ちょっと見てみるか」ってなるんだ。それが俺のもたらす力だよ。
俺は、引退のタイミングを明確に決めてるんだ。まあ、ここで言う引退というのは、毎週テレビに出るのを辞めるということ。ファンを盛り上げたり、仲間たちを驚かせたり、チケットやグッズを売るためにAEWへ戻って来なくなるわけじゃないよ。それは、この仕事を愛している限り、なくならないと思うね。
MJFは、エッジ(現AEWコープ)やクリスチャン、ブライアン・ダニエルソン、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が引退状態からプロレス界へ復帰したのは、金銭的な理由ではなく「プロレス愛」が理由だったと考えています。彼自身も、プロレスへの情熱を持ち続ける限り、プロレス界から完全に離れることはないのでしょう。
(Wrestling Observer)
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