WWEのニック・カーン社長が、最新のインタビューでAEWへの批判・皮肉を展開。その内容に賛否が集まっています。
Podcast番組に出演したニックは、具体的な団体名は出さなかったもののAEWを指していると思われる発言を複数残しました。
他のプロレス団体にも才能ある選手は多い。それはうれしいことだ。契約上話せるタイミングが来たら、多くの選手がこちらに来るだろう。
NFLジャクソンビル・ジャガーズのオーナーでもある、資金提供者のお父さん(AEWシャヒド・カーンオーナー)には敬意しかない。
我々は選手を干さない。そんなのは我々のやり方ではないよ。やる気がある選手とだけ契約してる。
彼らの発言はAEWに刺さる内容ではあるものの、「我々は選手を干さない」という発言には反論の声もあります。この発言は、2025年にAEWからWWEへ移籍したリッキー・セインツ(リッキー・スタークス)やペンタ、レイ・フェニックスらがAEWで干されていたことを揶揄したものだと考えられます。
しかし、2025年初頭にプロレスリング・ノアで印象的な活躍を見せたもののWWE復帰後に出番のないオモスや、新契約に合意した後のナタリアに目立ったチャンスが与えられていないことが指摘されています。
また、ニックはAEW時代のコーディ・ローデスにも言及しています。
彼は団体の立ち上げメンバーだったが、徐々に影が薄くなった。それを見て「これは面白い」と社内でも話していたよ。
今回のニックの発言はプロレス界でも大きな話題になっています。2024年にWWEからAEWへ移籍したリコシェは、Xで「マジかよ、こいつらクソすぎる」とコメントしています。
(Wrestling Observer)
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