故ブロディ・リー(ルーク・ハーパー)の息子で、Dark OrderのNegative Oneとしても知られるブロディ・リー・ジュニア。先日、彼は思わぬ形でキャリア初勝利を挙げました。
13歳の彼が出場したのは。現地4月19日開催のGCW・Clusterfuck。バトルロイヤル・マッチにサプライズ登場し、プロレスデビューマッチでまさかの勝利を掴み取りました。AEWファンにとっておなじみのあの子が、プロレスの試合に勝つなんて…。
CHRIS BEY INTRODUCES BRODIE LEE, JR. #GCWCluster pic.twitter.com/8UUynIse87
— Tripping Balls (@IsThisWrestling) April 20, 2025
勝利の瞬間はこちら。
icymi
Brodie Lee Jr made GCW debut in Las Vegas as a surprise entrant in the #GCWCluster…
After being led to the ring by Chris Bey, he mounted an improbable rally that led to an incredible and emotional finish…
Watch the replay NOW on @Triller_TV+! pic.twitter.com/70SdNrUNiI
— GameChangerWrestling (@GCWrestling_) April 23, 2025
彼はなぜClusterfuckにサプライズ登場することになったのか?そして、普段の彼はプロレスとどのように関わっているのか?気になることがたくさんあります。
Fightfulによれば、彼はナタリア&タイソン・キッドが運営するプロレスラー向けのトレーニングジム、ダンジョン2.0でトレーニングを積んでおり、ジム内で愛される存在なのだそうです。関係者によれば、彼は本気でプロレスを学びたいと考えており、着実の努力を重ねているのだとか。以下の動画は、WWEスーパースターのリヴ・モーガンとのトレーニングに励む様子です。
Brodie Lee Jr. training with Liv Morgan at the Hart Dungeon🥹💜 pic.twitter.com/hVTawap9xd
— AIR (@AIRGold_) December 6, 2024
そして、Clusterfuckへの出場は、ショーの当日に急遽決まったのだそうです。レッスルマニア・ウィークエンドのこの日、バトルロイヤル・マッチにも出場したマン・ライク・デリスとジュニアが偶然遭遇した時、ジュニアが「今夜はどのショーに出るの?」と聞くと、デリスは「GCWのClusterfuckだよ」と答えました。すると、ジュニアが「僕も出たい!」と熱望。すぐに母アマンダ・フーバーとGCW社長ブレット・ローダーデールの許可を取り、出場が決まりました。
ローダーデールは、GCWの看板レスラーであるジョーイ・ジャネラにもジュニアの出場を伝えました。すると、ジャネラは即座に「彼に勝たせるべきだよ」と提案したといいます。
その場のノリで話がどんどん展開し、ついにデビューマッチに勝利したジュニア。ダンジョン2.0の名に恥じぬパフォーマンスで関係者たちを喜ばせた後、彼はすぐにダンジョンへ戻り、トレーニングを継続しているそうです。
AEWトニー・カーン社長は、ジュニアに対して「18歳になった後、プロレスラーになることを目指す場合のみ有効」という条件付きで、既に彼との契約を交わしています。AEWは彼の成長と意志を最大限に尊重しており、母アマンダもその姿勢に感謝しています。
いつか、ジュニアがAEWのリングに上がり、Dark Orderのメンバーたちとファンを沸かせる日々が来るのでしょうか…。AEW古参組は毎週泣くでしょうね。
(Fightful, eWrestlingNews)
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