レッスルマニア41を急遽欠場することになったベイリー。その大役を務めたベッキー・リンチは、ライラ・ヴァルキュリアとのタッグでWWE女子タッグ王座を獲得、そしてすぐにタイトルを奪い返されてヒールターン…と話題に事欠きません。
フォー・ホースウィメンの一人として女子部門を牽引し、あらゆる点でWWEに大きく貢献してきたベイリー。レッスルマニア41でWWE女子世界王座を防衛したイヨ・スカイを引き上げたのは間違いなく彼女の大きな功績です。しかし、ベイリーはその仕事ぶりに見合った評価を受けていない…。そう考えるファンや関係者もたくさんいます。


最新のインタビューで、彼女は自分の立ち位置について率直に語りました。ネット上での自分についてのコメントはなるべく読まないようにしているけど、気になることもある。「リスペクトが足りない」という声も耳に入ってしまう…。彼女は悩んでいます。
正直、ファンが「もっとリスペクトされるべき」と言ってくれることに同意する部分もあるよ。最近、ライラ・ヴァルキュリアにも話したんだ。私はシャーロット・フレアーやベッキー・リンチのレベルに達してない…って、そう感じることがあるんだよね。
デビュー戦ではシャーロットと戦ったし、ベッキーよりも先にWWEと契約した。でも、彼女たちの方が立場は上だよね。私はまだまだ下。みんなにそう思われてるんじゃないか、ってさ……。
2024年のレッスルマニア40では、Royal Rumbleに勝って、イヨ・スカイの持つWWE女子王座に挑戦した。なのに、記者会見にも呼ばれない。ポスターにも載らない。トークショーにも出られない。何をすればいいのか分からないよね。
別にバックステージで問題を起こしたわけじゃない。HHHやブルース・プリチャード(エグゼクティブ・ディレクター)とも本当にいい関係だし、タレント・リレーションズ部門ともずっとプロフェッショナルな関係を続けてきたよ。
他団体のショーに友達を応援に行った時(盟友サーシャ・バンクスがメルセデス・モネとして新日本プロレスやAEWで試合をした時)も、「やりすぎるなよ」とか「これはOK」って話し合ったし、ちゃんと理解し合っている。
HHHも記者会見で「ベイリーはスーパースターに求める全てを持っている」って言ってくれてる。それは感謝してる。でも、だからこそ思うんだ。「じゃあ、私は何をすれば、シャーロットやベッキーのレベルに届くんだ?」ってさ。
悩むベイリー。ストーンコールド・スティーブ・オースチンは「君は未来の殿堂入りレスラーだよ」と励ましていましたが、シャーロットやベッキーのレベルに達し、それを超えるためにどのような行動を起こすのか、注目です。

(SESCOOPS)
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