Elimination Chamberでジョン・シナのヒールターンに立ち会い、レッスルマニア41ではシナがコーディ・ローデスに勝利するのをサポートした大人気ラッパー、トラヴィス・スコット。彼の姿をWWEで見ることはもうないかもしれません。
以前の報道によれば、彼は試合出場に向けてトレーニングを積んでおり、ゆくゆくはシナとタッグを組んで戦う予定だ、とされていました。しかし、最近になって「彼のスキルが上達しないこと、WWEでの活動に専念してくれないこと」などを理由に、両者の関係が悪化しているとも報じられていました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、彼は人気ゲームWWE 2K25のDLCにプライアブルキャラとして登場する予定だったものの、関係悪化により除外されたといいます。彼の代わりに、エル・グランデ・アメリカーノとアリスター・ブラックがDLCキャラに採用されたとのこと。
メルツァーによれば、WWE内部ではスコットへの批判は「やりたい放題」の状態。ドリュー・マッキンタイアは、ローガン・ポールのPodcast番組でスコットを「クソ野郎」と痛烈に批判していました。
このような状況になってしまうということは、もはや両者の関係は決裂に近い状態になっているのかもしれません。スコットが試合をする姿も見てみたかったですが、試合できるほどのスキルが身につかなかったのであれば、仕方ないですね。
スコットのWWEでの活動はファンから批判の対象になっており、特にコーディ・ローデスに容赦ないビンタを浴びせて怪我させたことは顰蹙を買っていました。

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(Wrestling Observer, Newsweek, WrestleZone)
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