先日、WWEは複数名の選手たちを解雇しました。ブラウン・ストローマンのような大物から、コーラ・ジェイドのような今後の活躍に期待がかかる若手まで、幅広い層が人員整理の対象になりました。
WWEが彼らの解雇を決断した理由は、個人によって様々です。例えば、ストローマンの場合は「起用法に見合わない高額年俸」が原因だったと報じられています。
そして、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、解雇の対象になったNXTロースターに共通する団体内の評価に「練習が不真面目だった」という点があったと報じています。
多くの解雇対象者は、練習熱心ではないと見なされていたんだ。努力しない者、目立たない者は、今のWWEでは必要とされない。
団体内部では「lazy(怠慢)」という表現さえ使われていた……という報道に対し、実際に解雇の対象になった選手たちが反論しています。
ジジ・ドリンは、この報道を伝えたTwitterアカウントに対して次のようにコメントしました。
週3〜4で本気の練習してた。めちゃくちゃバンプも踏んだし、厳しいコーチと一緒にドリルもやった。毎日トレーニングしてたし、隔週でライブイベントも出てた。
だからこの話は聞きたくもない。体がどう感じてるかが、何よりの証拠だよ。
そして、コーラ・ジェイドも反論。自身の体型が批判(ボディシェイミング)されていたことから、外部のジムに通って自主トレをしていたことを明かしています。
WWEの“ストレングス&コンディショニング”トレーニングなんて、私には全く効果がなかった。だから外部のジムに通ってたよ。上司、同僚、ファンからボディシェイミングされたからね。マジで狂ってる!
WWEで成功するために厳しいトレーニングを重ねていたのに、こんなことを言われるなんて…。彼女たちが怒る気持ちは理解できます。

(WrestlingNews.co, Wrestling Observer)
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