プロレス界を象徴するビッグスターとして活躍したアンダーテイカー。ダークで神秘的なキャラクターという共通点を持つ後輩たちのことを気にかけ、積極的にアドバイスしています。
先日AEWからWWEへ復帰したアリスター・ブラックは、そのダークなキャラクターから一部で「アンダーテイカーの系譜」とも言われ、偉大なレジェンドと比較されてきました。彼自身もその影響を強く指揮し、バックステージでのレジェンドとの交流を楽しんでいたようです。
出演したPodcast番組で、ブラックはアンダーテイカーからアドバイスされた「ある言葉」に感銘を受けたことを明かしました。
テイカーはいつもめちゃくちゃクールだった。いろんなアドバイスをくれた中で、特に印象に残ってるのが「キャラクターを観客に『売り込む』じゃなくて、『売らせろ』」って言葉だったな。
要するに、こういうことなんだ。お前は普通のレスラーじゃない。だから普通のレスラーのように扱われるな。相手にも、観客にも、「お前のキャラクター」としての反応をさせろ。反応を強制しろ……ってね。その言葉は、今でも常に頭にある。
たまにさ、控室とかでいきなりテイカーから呼び出されるんだよ。「おい、ちょっと来い」って。それで、キャラクターについてじっくり話してくれるんだ。わざわざそんなことしてくれる必要なんてなかったのに、してくれた。それが本当に嬉しかったな。
(Fightful)
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