WWEのビッグスターとして長年にわたって活躍してきたランディ・オートン。2022年に背中を負傷して長期離脱に入った後、肉体も精神もボロボロになっていました。
彼の怪我は深刻なもので、医師から引退を勧告されたほどです。しかし、彼は不屈の精神でリングへ復帰。現在まで素晴らしいパフォーマンスを披露しています。
しかし、欠場中の彼は精神面でかなり苦しみ、パニック障害を発症してしまいました。最新のインタビューで、彼は当時の苦しみを語っています。
何もかもが手に負えなくなってた。正直、自分が誰なのかすら分からなくなってたよ。
頭の中でグルグル考えすぎて、気がついたらパニック発作が出てた。飛行機に乗るのも、ホテルで眠るのも辛くなって、夜通し眠れないこともあった。
そんな中、彼は抗うつ・抗不安薬の服用による治療に取り組みました。
真っ暗な場所にいるような感じで、昔の…あの頃の自分に戻りかけてしまった。でも、俺には妻と5人の子どもがいる。妻が異変に気づいてくれて、すぐに医者にかかった。薬は正直好きじゃなかったが、あの時の俺には必要だったのさ。
6ヶ月前からパニック発作は起きていない。ようやく自分を取り戻せた気がする。信じられないくらい優秀な女医と出会った。パニック発作への対処法をまとめた資料を山ほどくれて、すごく救われた。
現在、彼は薬の服用を終え、WWEでの活動に全力で取り組んでいます。
2024年にWWEとの5年契約に合意したけど、そもそもリングに戻れたこと自体が奇跡だ。もう一度、5年契約を結べるなら結びたい。今はそのくらい充実してる。
(Fightful)
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