元AEW世界王者で、ファンから圧倒的な支持を集めているハングマン・アダム・ペイジ。
一部から「AEWの主人公は彼だ」と言われるほど、彼の存在はAEWに欠かせないものです。特に彼が4代目AEW世界王者になるまでのストーリーは、AEWの歴史上最も優れたストーリーの一つでした。
タイトル陥落から3年。彼は、現地7月12日開催のAll Inでジョン・モクスリーの持つAEW世界王座へ挑戦します。テキサスにあるグローブライフ・フィールドで行われるこよテキサス・デスマッチ・ルールの戦いに勝てば、通算2度目の王座戴冠となります。
最新のインタビューで、彼はモクスリー戦への意気込みを語りました。
かつての俺は、AEW世界王座を獲るために全力を尽くしてきた。ずっとそれだけを見ていたんだ。でも、たぶん「その翌日」や「その1週間後」については考えてなかった。勝つことと、持ち続けることは全く別の覚悟が必要なんだ。
今こうして再びAEW世界王座に挑戦できる立場になって、前とは違うアプローチができる。もしAll Inで勝てたら、今度こそしっかりと構えて、その先を見据えて戦えると思ってる。
正直、主人公みたいに扱われる立場に戻れるとは思ってなかった。3年頑張ってきたけど、届かなかったしね。でも今、自分のキャリアで最も大きな大会、それも北米最大規模の大会でメインを張ることになる。
実際、あの時「もうチャンスは来ない」って何度も思ったよ。それは自分の態度や考え方のせいだった。だけど、そういう時間があったからこそ、今このチャンスが来たのかもしれない。全部が無駄じゃなかったって思いたいね。
最近のAEWは、週ごとにすごく前向きな空気を感じる。番組が始まった最初の数週間、数ヶ月と同じような「何か面白いものを一緒に作ろう」っていう一体感がある。
新しくて、楽しくて、ワクワクする何かを追い求めている感じが、今のAEWにはある。それに参加できていることが本当に嬉しいよ。
(Fightful)
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