2018年、Bullet Clubのメンバーだったハングマン・アダム・ペイジはG1 CLIMAX28への初出場を果たしました。
勝ち点こそ3勝6敗の6点と負け越しでしたが、棚橋弘至から才能を評価され「あんな素材、ほかにねーな。BULLET CLUBにいるのが、もっったいない!」と本体引き抜きを狙うほどのインパクトを残しました。
最新のインタビューで、彼は成績上は苦い経験となったG1 CLIMAXへの出場を振り返り、彼にとっていかに大切な時間だったかを語りました。
あれは俺にとって初めて、「歴史ある何か」の一部になれたって実感できた大会だった。すごく名誉なことだったよ。子どもの頃に読んで憧れてた、この格式あるトーナメントに、自分が出られるなんて思ってもみなかった。
過酷だったな。とにかくタフ。15分、20分、30分のシングルマッチをこなしたあとに、長時間のクソ長いバス移動があって、翌日にはまたタッグマッチ。そしてすぐにまたシングル戦。ファンからの期待も、自分自身への期待もものすごく高いんだ。プレッシャーが半端じゃない。
でも、トーナメントの半ばくらいで、「ああ、ポイント的には伸びてないかもしれないけど、俺はちゃんとやれてる、通用してる」って感じられた。それがすごく自信につながったよ。
アメリカっていう「安全地帯」がない状況だったし、当時は日本に来たばかりで、環境にも全然慣れてなかった。知らない人たちばかりの中、完全に「安心できる場所」の外で、それでもある程度いいパフォーマンスができた。それは俺にとって本当に大きかったんだ。
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