プロレス界のトップランナーとしてファンを魅了するAEWのケニー・オメガ。インタビューに応じる際には、独自のプロレス哲学を語ることも少なくありません。
それらの発言は、彼のファンのみならず、普段AEWを見ない他団体のファンにとっても示唆に富んでいます。
レスリング・オブザーバーの番組に出演した彼は、2025年4月にWWEがメキシコの団体AAAを買収したこと、プロレス界における「スタイルの多様性」がいかに重要なのかなど、現代プロレス界への意見を語りました。
AEWのショーの一番面白い部分は、カード全体の多様性だ。若手が信じられないようなことをやってくれるし、今は体格のある選手も揃ってきた。
ボビー・ラシュリー、パワーハウス・ホブス、サモア・ジョーたちもいるし、ウィル・オスプレイ、スワーブ・ストリックランド、ハングマン・アダム・ペイジなんかは今が全盛期だ。KONOSUKE TAKESHITAもその一人だね。
さらに、今はCMLLと組んでルチャドールのスタイルも取り入れてる。AAAがWWEと組んだことで、WWEにもルチャリブレの要素が加わってきてるよね。すごくいいことだと思う。
理想を言えば、いろんなスタイルのプロレスを見せて、それぞれの良さを知ってもらいたい。仮にあるスタイルが好きじゃなくても、1つのショーの中で何かしら楽しめるものがあるような構成が理想だ。

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(Fightful)
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