プロレスの試合には様々な凶器が用いられることがありますが、その中には実況チームやリングアナウンサーが使う「マイク」も含まれます。
プロレスラーは、マイクをプロモなどのパフォーマンスだけでなく、試合にも効果的に用いてファンを沸かせます。ラダーやテーブルと比べると一見地味ですが、その効果は確かなものです。
ハードコアマッチの象徴的存在であるミック・フォーリーは、メイヴェンのYoutubeチャンネルにゲスト出演した際にマイク攻撃の極意を語りました。「派手かつ安全に使うやり方がある」といいます。
実は、ちゃんと音が鳴るけど、実際の「接触」はほとんど別の場所にするっていうやり方があるんだよ。
例えば、マイクを相手の頭に向けて振るように見せて、実際は自分の前腕で頭に当てる。マイクはその瞬間に「ドスン」っていい音を出すけど、衝撃の大部分は前腕が受けている。これだとちゃんと派手な見せ方ができるし、勢いもつけられる。
正しく使うんだ。マイク攻撃で無駄に痛みを負う必要はない。もちろん他の場面では、本当に痛みを味わう必要があることも多い。でもマイクは、「痛い凶器枠」には入るべきじゃないよ。
(Fightful)

ミック・フォーリーが語るラダー戦の危険性「キャリアを縮める可能性がある。リスクが大きすぎるよ」
プロレス界では、試合に思わぬ凶器が用いられることが少なくありません。その中でも、ラダーは代表的なアイテムの一つです。 WWEやAEWのような大手団体をはじめ、世界中の団体がラダーを...
あわせて読みたい

ペイジ(サラヤ)がWWE時代の薬物検査違反を振り返る。「本当はコカインだったけど、嘘ついちゃった」
2010年代のWWE女子部門を代表するトップスターだったペイジ。2022年に退団した後はAEWへ参戦していましたが、現在はフリーエージェントです。 32歳にして濃厚なキャリアを歩ん...

【AEW】ハングマン・ペイジがG1 CLIMAX参戦を振り返る。「憧れの新日本プロレスで腕試しできて光栄だった」
2018年、Bullet Clubのメンバーだったハングマン・アダム・ペイジはG1 CLIMAX28への初出場を果たしました。 勝ち点こそ3勝6敗の6点と負け越しでしたが、棚橋弘至...