ベストバウトマシーンの異名を持つケニー・オメガ。DDTや新日本プロレス、そしてAEWのリングでいくつもの名勝負を生み出してきた彼は、自身の表現の幅の広さを誇りに思っています。
彼の名勝負といえば、どうしてもシングルマッチを連想するケースが多くなってしまいます。オカダ・カズチカやウィル・オスプレイとの歴史的なライバル対決、2025年のWrestle Dynastyでのゲイブ・キッドとの激闘…。
しかし、彼は飯伏幸太とのタッグチーム「ゴールデン☆ラヴァーズ」でも多くの名勝負を残した実績があります。シングルマッチばかり求められ、評価される風潮には反対の立場です。
最新のインタビューで、彼は現地7月12日開催のAll Inでウィル・オスプレイとスワーブ・ストリックランドがタッグを組みヤング・バックスと対戦することについて語り、シングルマッチが偏重される風潮に一石を投じました。
よく言われるんだ。「ケニー・オメガを出すなら、シングルマッチじゃなきゃ意味がない」「真面目で邪魔がなく、激しい試合じゃなきゃダメだ」って。でも、俺はもっといろんなことができる。もっと自分の才能の幅を見せたいんだ。
俺はシングルだけじゃなくて、タッグでもトリプルスレットでもバトルロイヤルでも、必要とあればコメディでも、最高の試合をやれるって証明したい。
オスプレイもスワーブも、それを証明したいんだと思う。タッグマッチで活躍することで、自分たちが「完全なプロレスラー」であるってことを見せたいんだろう。
そこに価値があって、ファンや視聴者が盛り上がって、ビジネスになるなら、やらない理由はどこにもないよ。
(Fightful)
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