テキサスで開催されるAll In。TNT王者アダム・コールは、カイル・フレッチャーとの防衛戦に挑みます。
近年のAEWの中で、最も勢いよく成長を続けているのはフレッチャーかもしれません。盟友ウィル・オスプレイとの決別、ドン・キャリス・ファミリー入り、そして大活躍。今や、彼はシングルプレイヤーとしてAEWトップクラスの実力者になりました。
虎視眈々と王座奪取を狙う若手の挑戦を受けるベテランのコール。大舞台での敗北は許されません。最新のインタビューで、彼はフレッチャー戦への意気込みと「いかにフレッチャーが危険な存在なのか」を語りました。
彼は本当に危険な選手だ。前のCollisionでもそれがよく表れていた。前回リングで対峙したとき、正直に言って本当に危なかった瞬間がいくつもあった。強くて速くて、何より意志が強い。
ダニエル・ガルシアにも同じことを言ったが、カイルもAEWの未来を担う存在になり得る存在だと思ってるよ。まあ、今はドン・キャリスに思想を「ねじ曲げられてる」部分もあるけど、それでも彼の才能には疑いがない。
このTNT王座を、デビュー17周年という節目で獲得できたのは本当に大きかった。怪我や困難を乗り越えてここまでたどり着いたからこそ、簡単に手放すつもりはないよ。
All Inという大舞台で、俺は自分の全てをぶつける。どんな手を使ってでもこのベルトは守るつもりだ。今までの防衛戦で戦ってきたジョシュ・アレキサンダーやクラウディオ・カスタニョーリといった相手もタフだったけど、フレッチャーはまた別のタイプ。だけど俺は負けない。
自信を持つのは重要なことだ。俺も毎試合「勝つぞ」と思ってリングに上がってる。カイルもそうであるべきだ。でも問題は、自信と「愚かさ」や「傲慢」の違いだね。カイルはそのラインを踏み越えつつある。カイルはこの試合を「楽勝だ」とでも思ってるのかもしれないが、それは大間違いだ。俺が彼に人生最大の試合を味あわせてやる。彼はまだ俺のような相手とは闘ったことがない。カイルは優れたレスラーだが、「アダム・コールのレベル」ではないんだよ。
(Fightful)
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