現地時間10月31日に開催されたWWEのサウジアラビア大会”Crown Jewel”。ショーの終了後、クルーは乗る予定だった飛行機が様々なトラブルによって飛ばず、現地に足止めされてしまうという事件がありました。この件はWWEとサウジアラビアのいざこざが背景にあったとされています。
【WWE】サウジアラビアでのフライト・トラブル問題。その背景で何が起きていたのか?ビンス・マクマホンとサウジ皇太子の間に抗争勃発?
現地時間10月31日に開催されたWWEの通算4度目のサウジアラビア大会"Crown Jewel"。ショーは(これまでのサウジ大会と比較すれば)成功し、WWEにとって実りのある日にな...
WWEとサウジアラビアは2017年に10年契約を結んでおり、両者の関係は今後も続くことになります。今回発覚した金銭トラブルが影響で関係が悪化するのではないかという懸念の声もありましたが、WWEはパートナーシップ拡大を公言する内容のプレスリリースを出しました。
リヤドで開催された歴史的なCrown Jewelのイベントに続いて、WWEとSaudi General Entertainment Authority(GEA)は2027年までライブイベントの提携を拡大し、年に2度の大規模イベントも実施します。WWEとGEAは、MENA地域におけるメディア協定の締結に向けて作業を続けています。
元々2027年まで関係が続くことは決まっていましたし、2018年に初めてのサウジ大会”Greatest Royal Rumble”が開催されて以来、年2回の興行が行われてきました。この声明は、先週の木曜日にWWEのジョージ・バリオス共同社長が「今後年2回のショーが開催されることは保証できない」と発言したことを受けてそれを撤回し、懸念の声に対して改めて決意表明を行ったに過ぎないのではないかと考えられます。
今後もサウジとの関係に問題はないと主張するWWE。今後、両者の関係はどうなっていくのでしょうか。金銭トラブルが再び起こらないことを祈るばかりです。
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