Bullet Clubの一部メンバーを中心に創立された新団体AEW。新日本プロレスの海外人気を牽引してきたケニー・オメガや世界一のタッグチームであるヤング・バックスなど、一流のレスラーが揃っています。プロレスファンの間では新日本とAEWの提携を望む声が多く、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーも「両団体がいずれかの時点で提携し、ドリームマッチを行うことは、プロレス界全体の動きとして依然として最良のことだ」とコメントしています。
AEWのクリス・ジェリコは2020年1月5日の新日本”WrestleKingdom”で棚橋弘至と対戦することが決定し、ジョン・モクスリーも同大会に参戦することが予想されています。しかし、2人はあくまで例外であり、両団体の関係自体は良好ではありません。先週のDynamiteでケニー・オメガの入場前に流れた映像の中には新日本のライオンマークを連想させるキャラクターと飯伏幸太のシルエットが登場しましたが、レスリング・オブザーバーは「これは将来的な提携を意味するものではない」と述べています。
この映像はファンに様々な考えを呼び起こしました。「飯伏幸太が出てきたということは、彼がAEWに出る可能性はゼロじゃないのではないか」と考えるファンも多かったのです。しかし、ヤング・バックスは、少なくとも新日本とAEWの提携は実現しないことをTwitterで明かしています。
ニック・ジャクソン: (新日本とAEWが提携する可能性はある?という質問に対し)起こり得ないよ。
マット・ジャクソン: 本当にあり得ないんだよ。何千回も質問されたけど、常に真実を語ることがベストだ。ファンには可能性がゼロなことにすがりついてほしくない。
Not happening.
— Being the Elite (@BeingTheElite) November 2, 2019
It’s really not happening. Been asked this thousands of times and telling the truth is always best. Don’t want fans holding onto something that has zero chance of happening.
— Being the Elite (@BeingTheElite) November 2, 2019
ネヴァー・セイ・ネヴァーの世界とはいえ、ここまで強く否定するということは、可能性は本当にゼロなのかもしれません。「特定の大物がAEWから新日本にやってくる」ことは今後も続くかもしれませんが……。