多くのプロレスラーを救ってきたダイヤモンド・ダラス・ペイジのDDPヨガ。またしてもレジェンドの回復に貢献しました。
WWE殿堂入りレスラーのレックス・ルガーは、2007年に首の神経圧迫による脊髄梗塞で一時は全身麻痺となり、長い車椅子生活を送ってきました。リハビリで部分的な回復を見せたものの、自立歩行はできない日々が続いたのです。
しかし、偉大なDDPヨガに取り組んだことで、彼は奇跡的な回復を見せました。DDPヨガのYouTubeチャンネルに投稿された動画で、彼は新型歩行補助器具(腰に装着し、姿勢を安定させるもの)を使って背筋を伸ばして立ち上がり、歩行して見せたのです。
The new @GenuineLexLuger Update is AVAILABLE NOW on the @DDPYoga YouTube channel! 💥💎
Don’t miss it ⬇️https://t.co/lHdIKVGHrm pic.twitter.com/XrFOApB0hf
— Diamond Dallas Page (@RealDDP) August 22, 2025
彼は「こうして立ってるだけで気持ちいい。とても安定していて、倒れる心配がない」とコメント。
さらに、車から降りる際にも介助を断り、歩いて車椅子を取りに歩く姿も。ペイジは涙ぐみながら「ついに自由を手に入れたな」と語りかけました。
ジェイク・ロバーツやスコット・ホール、アブドーラ・ザ・ブッチャーの危機的な健康状態を救い、ディーボン・ダッドリーに40キロのダイエットを成功させたDDPヨガ。やはり偉大ですね…。
DDPヨガとは?
DDPヨガはエクササイズ要素の強いヨガで、従来のヨガポーズに「筋肉の緊張持続」を組み合わせた独自概念が特徴。関節への負担を最小限に抑えつつ、ジムのマシンを使用した場合と同様の筋力トレーニング効果を得ることができるとされています。また、腹式呼吸を強く意識し、従来型のヨガで重視される鼻呼吸だけでなく、状況に応じて口呼吸も取り入れることで、高強度のワークアウトに取り組めるような工夫もされています。
さらに、精神面の改善もDDPヨガの売りの一つです。「ポジティブ・アファメーション」と呼ばれる自己肯定法をプログラムに組み込んでおり、プログラム参加者のポジティブな思考になれるようにサポートしています。例えば、トマソ・チャンパは前十字靭帯断裂のリハビリでDDPヨガを取り入れ、DDPから授けられた「私は強く、回復する」という自己暗示を心の支えとし、見事に復帰して2018年にNXT王座を獲得しました。
DDP Yoga公式サイトによると、プログラム実践者から以下の効果が報告されています。
- 減量
- 筋肉増強
- 有酸素運動レベルの向上
- 関節への負担が少ない
- 柔軟性の向上
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