行動を続けるWWEのチケット価格。選手たちからも困惑の声が上がるほどの状況になっています。
2025年のレッスルマニア41では、2日間通し券の価格は1000ドル(約14万円)を超え、アリーナの最前列は5万ドル(約715万円)を超えました。これに対し、ランディ・オートンは
正直、恥ずかしいよ。席にそんな金をかけるなんて、マジで馬鹿げてるな。
とコメントしています。
「2024年4月にはSmackDownの席を92ドルで買えたが、2025年7月開催予定のRAWで全く同じ席を買おうとしたら251ドルだった」という報告もあります。また、両国国技館で行われる日本ツアーでも、アリーナ席が5万円、スタンドS席が3万円、マス席は7万円から。「チケットが高い!」というファンの嘆きをよく目にします。
そんな状況の中、ニック・カーン社長はユニバーサル・スタジオで開催されるハロウィンイベントに参加した際にWWEユニバースと会話した際に、チケット価格高騰について苦情を入れられるというやり取りがありました。
ファン:WWEのことは好きなんだ。でも、チケットがちょっと高すぎるよ。
ニック:(冗談めかして)むしろ安いくらいだと思ってるよ。
ファン:私には、すこしきつい金額なんだ。
アメリカではエンタメ会のチケットインフレが続いており、WWEの親会社TKOも高価格路線に舵を切っています。「WWEは、庶民が気軽に楽しめるショーではなくなった」という声もありますし、どうにかならないものでしょうか…。
(Fightful)
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