TNAとWWEで活躍するジョー・ヘンドリー。優れたエンターテイナーとして、彼は世界中の観客を沸かせています。
TNA世界王者としてレッスルマニアのリングに上がり、NXTとTNAで目覚ましい活躍を披露する彼には、将来的にWWEでトップスターとして活躍することを期待する声もあります。実際、WWE内部での彼の評価は上々で、 TNAとの契約満了後にWWEへ移籍するのが既定路線だとされています。
そんな彼の活躍を間近で見ているWWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、「もし彼が、WWEの全盛期とされるAttitude Eraにいても活躍できただろう」と考えています。
間違いなく活躍できると思う。ジョー・ヘンドリーはエンターテイナーであり、パフォーマーだ。彼は、世界最高のレスラーというわけじゃない。でもプロレスはそれだけじゃないんだよ。
ファイブスターマッチにこだわる人が多くて、本来のプロレスの芸術を忘れてられていると思うんだ。プロレスの芸術とは、観客に信じ込ませ、感情を揺さぶることだよ。
俺が常に最高の時代だと考えるのはAttitude Eraだ。その理由は「観客の参加」にある。ファンはショーに関わりたいと思っていた。
チャンスを得た時、彼らはサインボードを持ち込んだ。当時は、今では想像できないくらい会場にサインボードが溢れていた。全部ファンのおかげなんだ。俺たちは観客をショーの一部にした。
ジョー・ヘンドリーはそれをとても上手くやっていると思うし、トリック・ウィリアムズも同じだな。
(Inside The Ropes)
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