イヨ・スカイとアスカ&カイリ・セインの人間関係に注目が集まる中、ビッグEがNew Dayでの実体験を踏まえて状況を分析しました。
イヨとアスカがWWE女子世界王座や方針について激しく衝突する様子は、ここ最近のWWEにおける注目トピックの一つです。日本時代から続く関係性がWWEで注目を集めていることは感慨深いものの、決定的な亀裂が生じることを懸念する声もあります。
彼女たちが抱える問題について、ビッグEはRAWの振り返り番組で私見を述べました。現在の3人は、かつてコフィ・キングストンがWWE王座を獲得した時のNew Dayに似ている…というものです。
トリオで活動していると、同じ目標に向かって一緒に進んでいる時は簡単なんだ。でもイヨ・スカイのように次々とチャンスを得て、世界王座を獲り、スポットライトを浴びるのを目にすると、状況は変わってくる。
もちろんアスカはレジェンドだし、カイリも同じだ。二人のキャリアは疑いようがない。でも、3人で一緒にやってきたはずなのに、今ではイヨだけがインタビューを受け、ポスターに載り、注目を集めている。じゃあ自分たちはどこにいるのか、どうすればいいのか、そう考えてしまうのは自然だよ。
俺自身も、コフィがWWE王座を獲った時にそんなことを感じたことがある。常にトリオで動いてきたのに、急に一人だけが脚光を浴びると考えることがあるんだ。だからアスカ、そして程度は小さいかもしれないけどカイリも、この状況で自分たちの役割を探しているんだと思う。
イヨはより大きな存在へと進んでいるように見えるけど、自分たちはどうそこに収まるのか。そうした思いがアスカのフラストレーションの原因だと思う。表現の仕方には必ずしも同意できないけど、その気持ちは理解できる。
3人はずっと一緒にやってきたからな。そしてこの1年ほどでイヨは本物のスターに成長した。ファンの支持も確実に得ているし、彼女の「エモート」も盛り上がっている。今やらなきゃいけないことがあるんだ。
イヨは明らかに一歩抜け出した存在になっていて、そうなるとグループや友人関係の中に分裂が生まれるのは自然なことなんだよ。
(WrestleZone)
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