WWEのチケット価格が高騰し、かつてのターゲットだったファミリー層が気軽に楽しめるショーではなくなりつつある中、AEWのリコシェがファミリー層にAEWの魅力を訴えました。
親会社TKOの意向により、WWEは需要バランスによってチケット価格が変動するダイナミック・プライシングを導入。収益の最大化を狙う経営戦略ですが、その高騰したチケット代を支払う側のファンにとっては大変です。
マット・ハーディーなど、関係者の一部からも批判の声が上がっているWWEの戦略に対し、AEWのリコシェは「こんな時にAEWの存在意義がある」と最新のインタビューで語りました。
今の世の中で、AEWがある意味は大きい。WWEに行けないファミリーやファンたちが、うちのショーなら手頃に楽しめるんだ。
AEWで、彼らは新しいアクションやキャラクター、ドラマを体験できる。俺たちは、長年続いてきたものに対する「代替案」提供できるんだ。
WWEがAEWへの対策を強化したとしても、AEWが存在すること自体がプロレス業界にとってプラスだ。
バックステージではどんどん良くなってるし、ストーリーやドラマも進化している。観客に一貫性のある物語を届けて、最後に「全部観てよかった」と思わせたい。
俺たちAEWはちょっとクレイジーなんだ。とにかく体を張って、可能な限りのことをやる。最高のリング上のパフォーマンスを届けることが大事だからな。

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(WrestlingNews.co)
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