AEW時代に自分の才能を見出してくれたコーディ・ローデスのことを、リッキー・セインツ(リッキー・スタークス)は心から尊敬しています。
2人は固い友情で結ばれており、セインツはAEW在籍中にコーディのRoyal Rumbleでの試合をサポートするため現地入りしたこともあります。WWEの顔として活躍する偉大な先輩のようなスターになりたいと、NXTで腕を磨く日々を送っているのです。
しかし、2人の友情は一部から批判を浴びることもあり、「AEWに所属していながら、WWEのショーに部分的に参加するのはおかしい」などの声が上がったこともあります。NXTのライバルであるオバ・フェミからも、「彼は、メインロースターに昇格してコーディのカバン持ちになりたがっているんだ」という趣旨の挑発を受けたことも。
セインツは最新のインタビューで「自分の成功をコーディに直接結びつけるような意見に腹が立つことはあるか?」と質問され、次のようにコメントしました。
オバ・フェミからあんなことを言われた時、俺は心底、「君はもっと多くを望んでいないのか? 君は今のままで満足なのか?」と反論したかったね。誰かに対して、そんなことでケチをつけるなんて変じゃないか? 「君には野心があるから嫌いだ」なんて、何事だよ? 馬鹿げてる。
プロレス界において、友情を武器にしようとする人がいることを、とても奇妙だと感じるんだ。それは俺が出会った中で最も異常なことだよ。誰かが君の人生でどれほど重要かを語ると、それがすぐにひっくり返されて、「ああ、ほら、こいつは…」ってなる。いらんことは言わないことだな。外に出て、友達を作れ。
俺が頭の中で整理しようとしているのは、俺に対する批判の材料が「コーディとの関係」しかないのだとしたら、それは悪いことではないということだ。まったく悪くないよ。なぜなら、それはあまりにも安易な批判だから。俺を攻撃するために、必死になって何かを見つけ出さなければならないのに、唯一思いつくのが、「君と誰かとの友情が気に入らない」だって? はぁ!? 一体何を話しているんだ? 俺にとってはとても異様なことだよ。
でも、まあ、そういうことを言う人たちは、常に何らかの見方を持っているだろうし、それで構わない。俺は変わらず、俺のままでいるよ。それは間違いない。
(Fightful)
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