AEW旗揚げ当初の人気タッグチーム、ジュラシック・エクスプレス。ジャック・ペリー(ジャングル・ボーイ)とルチャサウルスの2人は、素晴らしいコンビネーションでファンを魅了してきました。
近年は別々の道を歩んでいた2人ですが、先日のPPV・ALL OUTでついにタッグ復活。最新のインタビューでその舞台裏を語ったペリーは、これまでに何度も復活プランが浮上しては消えていったこと、一部で「復活断固拒否」の態度をとる関係者もいたことを明かしました。
あれは本当に長い時間の集大成だった。あまり多くを語って、特定の人物を悪者にするつもりはないけど……いつかは話すかもしれないな。
ルチャサウルスはプロレス界の内外を問わず、俺にとって世界で一番の親友の一人で、再結成については長い間話し合ってきたことなんだ。何年にもわたって、どうやって再結成するかについては多くのバージョンがあった。誰かさんのせいで台無しになった邪悪なバージョンもあったし、実現できなかったことがいろいろあったんだ。
一方、ルチャサウルスは重度の肺炎による長期欠場から復帰したばかりで、健康面には不安もあります。ペリーは、こうした背景もタッグ復活に影響したことを明かしました。
この一年、俺たちは二人とも欠場していた。彼も休んでいたんだ。公表されているように彼は肺炎を患っていたんだけど、それがかなり深刻な事態になって、死にかけたんだ。
非現実的な話だよ。最高の親友で、毎日話していたのに、突然「ああ、死んでいたかもしれない」って言われるんだから。物事を大局的に見られるようになるよね。人生がいかに脆いか、そして何が本当に重要なのかを考えさせられる。だって、「これに腹が立つ、こいつが嫌いだ、これをやりたい」みたいな些細なことに囚われるのは簡単だと思うからさ。
俺たちは、状況がうまくいくように考えていた。二人とも休んでいたしね。もう一度やりたいと思っていたんだ。初回よりもっとうまくやれると感じていたし、お互いに自分のことをもっとよく分かっているから、前とは違うものになるはずだと。
でも、いざ実現させようとしたら、それが世界で一番難しいことのようになってしまった。スケジュール調整や色々な問題が浮上して、再結成させないことに躍起になっているような特定の人物もいた。でも俺たちはすべてを乗り越えて、前に進み続けた。そしてついに、みんなが見たあの瞬間にたどり着いたんだ。本当に最高の気分だった。これ以上ないほどうまくいったと思うよ。
(Fightful)
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