2023年にWWEから退団したドルフ・ジグラーは、TNAを拠点に「ニック・ネメス」のリングネームで活躍中です。
WWE時代にファンを魅了したスキルを惜しみなく披露する彼に対し、一部のファンは「AEWへ行くと思っていた」「なぜAEWではなくTNAを選んだのか?」など、AEW関連の疑問を抱いています。確かに、彼ほどの知名度を誇る実力者なら、AEWで堅実に活躍する姿が容易に想像できます。
最新のインタビューで、彼はAEWではなくTNAを選んだ理由を語りました。AEWのことを評価しつつも、自分がAEWにフィットするかどうかが疑問だったようです。
AEWとの契約が実現する可能性は全くなかったよ。あそこには友達もいるし、トニー・カーン社長とは何度か会ったことがある。応援してるよ。
AEWという存在は、あらゆる段階で多くのレスラーを助けてきたんだ。最悪のシナリオから救われた人も多いだろうし、レスラーの将来のキャリアを築く上で大事な役割を果たしてる。たとえAEWが2、3年で終わったとしても、多くのレスラーを救い、テレビに出した功績は大きい。
彼らは絶好調で、自分たちのやり方でやっている。番組に出ている選手たちのことをみんな知るようになったし、彼らの試合も見てる。だからこそ思うんだ…「俺はみんながやっているようなこと全部はできないかもしれないな」って。
彼らのトップどころか、番組全体が、本当にたくさんの異なるパーツやピースで構成されている。俺の古いスタイルなら何にでも適応できるし、そうしてきたけど…でも、35分、45分の試合で、対戦相手がブライアン・ダニエルソンやジョン・モクスリーみたいな、彼らのやってきたことを俺が理解していて、俺が動き回って何かできるような奴らじゃなかった場合、どうなるか分からないんだ。
もしそれが、まるで2分おきに30人の敵が出てくるアクションゲームの攻略法を覚えるみたいに、一連の動きを記憶するだけの試合だったら、俺は感情移入する代わりに、ただ覚えることだけに必死で、試合の中で心が空っぽになってしまうだろうね。
彼らがどうやってそれをやっているのかは分からないけど、PPVになると、彼らは会場を熱狂の渦に巻き込む。信じられないよ。
(Fightful)
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