AEWのトップスターの一人として熱狂的な指示を集めるダービー・アリン。彼のキャリアには無限の可能性があります。
一貫してベビーフェイスとして活躍する一方、エベレスト登頂を成功させるという偉業も成し遂げたダービー。ファンから愛される存在であることは間違いありませんが、いつかヒールターンする可能性もゼロではありません。
出演したPodcast番組で、彼はヒールターンについて次のように語りました。
正直なところ、ただ風の吹くままって感じかな。たくさんのファンが「ダービー、もう俺たちを感心させるために無茶する必要はないよ」って言うんだ。まあ、俺にしてみれば「あんたらのためにやってるんじゃない。俺自身のためにやってるんだ」って感じだね。ラダーから飛び降りたり、どんな状況に陥ろうと、外に出てそれをやるのが本当に好きなんだ。
でも、その一方で、ファンがいかに早く人のことを忘れるかも見てきた。彼らがいかに素早く次に移っていくかもね。例えば、俺が怪我か何かをしたら、「よし、次のお気に入りのオモチャは誰だ?」ってなるんだ。だから、そういう意味では、ヒールになって「お前らは俺たちがやってることに本当に感謝が足りない」って、ストレートに言う自分も想像できるよ。
でも結局のところ、俺は彼らのためにやってるわけじゃない。だから、そのことで彼らに腹を立てることもできないと思うんだ。でも、どうなるかな? 若きダービー・アリンを風がどこへ連れて行くか。もしかしたら、俺は道を外れるかもしれないね。
また、プロレスラーやスケーターとしてのキャリアを追求する前は映画学校に通い、映画界を目指していたダービーは、今も映画制作に興味があることを明かしています。
そう、俺は映画学校に行ってたんだ。だから、映画を監督する方がいいね。脚本を書いて監督をしたい。そっちの方が、俺はもっと才能を発揮できる気がするんだ。別に演技をやらないとは言ってないよ。楽しいだろうけど、人間として興味を惹かれないことはやりたくない。
つまり、俺が興味を持てることをやらないとダメなんだ。だって、レスリングを始めた時、俺は「ダービーとして成功するか、ダービーとして失敗するかのどっちかだ。でも、俺は何も変えない」と宣言したんだよ。AEWでも、俺は自分自身について何一つ変えていない。だからこそ、みんなが「ワオ」って感じで惹きつけられるんだと思う。
俺は本当に本物で、キャラクターを演じているんじゃないって彼らはわかってるんだ。俺は歯車の一部じゃない。俺を創り出すことはできない。俺は俺だからね。だから、それが何であれ、人間として純粋に俺が興味を持てるものでないといけないんだ。
(Fightful)
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