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ディーボン・ダッドリーがジム・ロスからの人種差別を告白。「本当に傷ついて、悩んだよ」

インタビュー

先日、レジェンドレスラーのディーボン・ダッドリーが2000年代初頭にWWE上層部から人種差別的な扱いを受け、悩んでいたことを明かしました。

名前は明かしたくないけど、上層部にある人物がいた。そいつが俺のところへ来て、「肌の色のせいで、君が嫌いなんだ」と言うんだよ。俺は「え、マジで? 今って1999年だろ?いや、2000年か」って感じだった。

相棒のババ・レイ・ダッドリーが上層部にも歯向かう姿勢を取っていたのに対し、ディーボンは人種差別への不安から意見を言えずにいるなど、精神的に辛い日々を過ごすことになりました。

この「上層部の人物」とは誰なのか?SNSでは元副社長のジム・ロスや元ライターのビンス・ルッソーなどが噂されていましたが、ディーボンが最新のインタビューで「ジム・ロスだった」と公言しました。

あれはジム・ロスだったのかって?そうだよ。当時、俺は彼と問題を抱えていたんだ。理由はわからなかったけどね。

 

今は、あの男に対して怒ってはいない。彼が健康上の問題や困難を抱えていることは知っているよ。俺が今どんな心境かと言うと……神が彼の体を癒してくれるよう祈ってるよ。だが、あの時に彼が俺に言ったことに対して失望したか? もちろんだとも。

2度にわたってあの男が言ったことに、俺は非常に傷つき、悩まされたよ。ハルク・ホーガンの件でも言ったように、「言われたことを忘れろ」とは言わないが、許さなければならない。

 

俺は心の中では彼を許しているんだ。彼とは話していない。会っても何も言わないよ。彼が一度も俺のところへ来て、言ったことについて謝罪していないからだ。彼は覚えていないと言うかもしれないが、それでも構わない…。

 

あの男に対して悪い感情は抱いていない。繰り返すが、忘れることはない。だが、俺は彼を許さなければならない。彼がそれについて頑固になろうがどうしようが、それは彼次第だ。だが、俺の心はそれを手放しているよ。

さらに、相棒ババ・レイも「ディーボンが訴えた人種差別は本当にあった」とし、その場にポール・ヘイマンやスパイク・ダッドリー、トミー・ドリーマーといったECW時代からの仲間たちも同席していたことを明かしています。

(Inside The Ropes)

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