Collision最新回の収録をボイコットしたニクソン・ニューウェル(元WWEティーガン・ノックス)とミランダ・アライズ。
報道によれば、2人は番組収録前に「タイ・メロ&アナ・ジェイ組に3分で負ける試合をやってほしい」と指示され、これに憤慨。意義のない試合だと考えた結果、番組収録開始1時間前に会場を去り、収録をボイコットしました。

収録ボイコットといえば、近年ではWWE時代のサーシャ・バンクス(現AEWメルセデス・モネ)を思い出します。しかし、2024年にWWEから解雇され、その後なかなかブッキングを得られなかったことを嘆いてきたニューウェルにとって、今回のような形で仕事を事実上「放棄」したのは良い判断とは言えないかもしれません。
本件がSNS上で大きな話題になった後、ニューウェルとアライズはTwitchの配信で彼女たちの立場から見た事実について語りました。
ニューウェル:私たちにもAEWにも悪い感情はない。わだかまりはないんだよ。Collisionの会場に到着した後、私たちは特に何も指示されなかったから、そこら辺をブラブラしてた。そしたら、「試合はタイ・メロとアナ・ジェイとのタッグマッチね」と言われて、いろんなアイデアを考えてたんだ。
そしたら、後から「試合時間は3分」って…。3分間で満足する人間なんていないよ。でも、私たちは「ふざけるな」と怒ったわけじゃない。どちらかといえば「ああ…」って感じだった。「内容のある試合を任せるからね」と言われていたのにな…。
私たちはプロデューサーを呼んで、「ねえ、3分では私たちどちらのためにもならないと思うんだ…私たちだけでなく、タッグ部門の全員にとってね。私たちはみんなにとって最善を望んでいるんだ。だから、敬意をもって言うけど、この試合の機会は、それで利益を得られる他の誰かに譲りたい」と言ったんだ。
プロデューサーからは「帰っていいよ」と言われて、会場から去った。これはエゴの問題じゃないだ。今は、レスラー人生最後の2年間の真っ只中。だから、ただ楽しみたいんだよ。
…と事情や意図を語った彼女ですが、2人の代役を務め、「利益を得られる他の誰か」となったマヤ・ワールドとハイアンはAEW内部で高い評価を得たとされています。
また、彼女は本件が原因で一部ファンから殺害予告を受けていることも告白しました。
今日だけで3件あったよ。ネット上のプロレスコミュニティでは「あるある」だよね。まあ、そういうもんだよ。
(POST Wrestling)
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