ここ最近、SNSでSmackDownの観客動員数の少なさが話題になっています。
特定の回で座席に空席が多く、チケットの完売からは程遠い状況になっていることが、SNSにアップロードされた写真で明らかになっています。現地10月31日開催のSmackDownの最低チケット販売枚数は4200枚程度で、4年ぶりの最低観客数更新だったようです。
This week’s SmackDown drew its LOWEST attendance in almost 4 years, with only 4.2K fans in the arena.
Ticket sales for upcoming SmackDown events aren’t looking good either. pic.twitter.com/YY8ZY9jwBN
— EliteRockerz (@EliteClubS0B) November 2, 2025
この状況に、TNAのマット・ハーディーは「チケット価格が高騰しすぎたこと」や「長年にわたってファンを会場に連れてきたジョン・シナの不在」が影響している…と語っています。最近のSmackDownの評判があまり良くないことも影響していそうです。
高額の価格設定には、プロダクトが常にトップレベルであり、最高潮に盛り上がっている状態を確実に維持することが求められるんだよ。
WWEはチケット価格を引き上げた。それもある程度は関係しているんだろうね。それに、今現在、何かが「最高潮に盛り上がっている」というか、「超絶にホット」な、触れたら火傷するような状態、というわけでもないんだろう。
ビンス・マクマホンは、家族連れを会場に呼び込もうとしていたと思うよ。それが彼の信条だった。 子供たちにアピールすることに本当にこだわっていたんだ。
なぜなら、彼は知っていたから……子供たちがプロダクトに夢中になれば、彼らは必ず来るし、親も当然一緒に来なければならないってことを。つまり、家族全員が現金を使ってチケットを買うことになるのさ。
だから、彼はそれを実行し、家族連れを引き付けることにこだわっていたんだ。でも同時に、彼はできるだけ手頃な価格にしようとも努めていた。その事実も認識していたと思うよ。
それに、シナは明らかにマーケティングにおける大きな原動力であり、各地でチケットを売るのに貢献している。それは間違いないよ。
2023年にTKO傘下に入ったWWEは、それまでと比べ番組収録のチケット価格が倍以上に高騰しています。一方で、ダイナミックプライシングを採用していることから、チケットが売れ残っていると価格も下落する傾向にあります。
(WrestlingNews.co)
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