先日のRAWでヒールターンしたニッキー・ベラ。
ステファニー・バッケルがWWE女子世界王座を防衛するサポートをしたかと思いきや、試合後に襲撃してヒールターン。元彼のジョン・シナの地元マサチューセッツ州ボストンでの開催だったこともあり、ニッキーの卑劣な姿には観客から「シナはお前を捨てた!」という強烈なチャントが起こりました。

2025年のRoyal RumbleからWWEに本格復帰している彼女は相変わらず注目度が高く、バッケルとの抗争もかなり期待できます。ビッグEは、RAW振り返り番組でニッキーのヒールターンについて私見を述べ、ヒールとしての大活躍への期待を語りました。
ああ、卑劣だし、下劣だね。でも、ニッキーにとってこれは最高だよ、本当に。
彼女が今の世代に「花を持たせる」姿を見るのは美しいことだ。でも、俺が見たいニッキー・ベラは、ただ若手を褒め称えて「よくやってるね、私はあなたの友達だよ」なんて言わないよ。
俺は、ニッキー・ベラが世界タイトルを追いかける姿を見たいんだ。冷酷なニッキー・ベラが見たい。それこそが俺たちが知り、愛するようになったニッキーだ。それが10年前にトップに立っていたニッキーの姿だよ。業界の頂点に立つためには手段を選ばない人物だったじゃないか。
だから、このバージョンの彼女にはワクワクさせられるよ。この2人が組むのを見た時から、こうなる可能性はあると思っていた。それがWWEにおける友情の問題点なんだ。誰かが集まってしばらく仲良くしていると、俺はそれがいつ崩壊するか日数を数え始めるだけだ。まあ、俺がいたNew Dayの友情が崩壊するのには10年かかったけどさ……。でも、結局はそうなるもんだ。
そして、これはニッキーにとって素晴らしい軌道だと思う。彼女に何が待ち受けているのか、ワクワクしているよ。より冷酷で、より集中し、「ヘイ、あのタイトルを獲るためなら何だってやってやる」というバージョンのニッキーにね…。
(Fightful)
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