WWEとのコラボにより大きな波に乗っているTNA。PPVもチケットがよく売れています。
先日開催されたBound for Gloryは7,794名の観客動員を記録。団体の記録を更新し、今の立ち位置を証明して見せました。ただし、ショー全体の評判はいまいちで、課題も残る大会になりました。
AEWのクリス・ジェリコは、Bound for Gloryで多くの観客を集めたTNAにとても感心しています。ハーディー・ボーイズ(マット&ジェフ・ハーディー)とダッドリー・ボーイズ(ババ・レイ・ダッドリー&ディーボン・ダッドリー)がゲスト出演した自身のPodcast番組で、「TNAがまるで世界2位の団体のように見えた」と称賛しました。
インパクト・レスリング……いや失礼、TNAの試合なんて、この10年とは言わないまでも、もう何年も見ていなかったと思う。でも、本当に感銘を受けたよ。
まず第一に、君たちの試合だ。いや、試合内容ですらない。君たちがロックアップする前の冒頭部分、そして試合が終わった後の結末部分。あれだよ。ちょっと鳥肌が立ったね。あれこそがプロレスの究極の形だ。重要なのはあの感情とリアクション。それだけだ。
二つ目に、あのとんでもない観客の数だ。巨大に見えた。まるでWWEレベルの観客だった。会場は満員だった。
見ていて思ったのは、別に内緒話をするつもりはないけど、同時期にAEWがECWアリーナでやっていた時のDynamiteと比べるとね……。あんなの、俺の地元カナダでやってる小規模なショーみたいだったしな。悪いけど、本当にそう見えた。
TNAは世界で2番目に大きな団体に見えたよ。素晴らしかった。演出も最高だった。
ジェリコはAEW設立に欠かせない存在で、多くのPPVでスポットライトを浴び、イギリスで8万枚のチケットを売り上げた2024年のAll Inで大きな役割を担っていたため、この発言にはファンから驚きの声が上がっています。「WWE復帰は確定。Royal Rumbleで会おう!」などの意見も見られました。
(Wrestling Observer)
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